2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

山中鹿介

学陽書房三冊目。 宇喜多直家は面白かったけど、高橋紹運に続いて、これもイマイチ。 そもそも、尼子家再興に対する熱意に一貫性を感じなかったんだよね。 どんな手でも生き残って再興したいのか、復讐として毛利両川を殺したいのか。 一冊故の難しさなのだ…

二百三高地

素晴らしかった。きれいごとじゃないということが伝わってきた。 反戦ではなくて、とにかく戦争の悲惨さがね。 それを恣意的に感じさせないところが尚良かった。 特にグッときたシーンを3つあげてみる。 ・息子の戦死を聞き、明かりを消して暗闇で震える乃木…

逆説の日本史(1) 古代黎明編―封印された「倭」の謎

そもそも定説を知らないのだけど、読み始めたw 卑弥呼の話は面白かった。日蝕との関係とかね。 古代は知らないことばかりだけど、このまま次も読もう。

火の国、風の国物語(8) 孤影落日

思い切った展開にしたもんだ。 しかし、私的には今まで楽んでいた部分が、一気になくなってしまう可能性があるw それから、表紙の選択にも首を傾げてしまう。 メリステルなんて、現在進行形の物語では完全に脇役。 てっきりディレニアの姫将軍か何かかと思…

アルサラスの贖罪〈2〉 女王と軍人

あいかわらず、野戦築城が大好きだなぁ。 しかし、「どこでもドア」があったら篭城なんて無駄だと思うw 毎度のことだけど、魔法(のようなもの)の力がひどい有様だw まあ、その辺りをマイナスとしても、十分楽しく読めるのがエディングスクオリティかな。

ダイヤのA(18)

著者:寺嶋裕二 出版:講談社 降谷の打席が良かったなぁ。 インコース攻めのあと、外角球への対応で完全に腰がひけていた。 あれを台詞なしで、絵だけで描写するところがうまいと思う。 来年も楽しみな作品だ。

井沢元彦の英雄の世界史

著者: 井沢元彦 出版社: 廣済堂出版 なんという、シヴィライゼーション指導者図鑑w 一人に割かれているページが少なくて何とも言いようがないけど、 フリードリヒ大王と李世民の小説が読みたいなぁ。 来年は、今年よりも世界史の本に手を出したいね。

徳川家康(15) 難波の夢の巻

著者: 山岡荘八 出版社: 講談社 三条河原の件で、秀吉が嫌いになったんだよね。 それから、こういうところで寧々が絡まないところを見ると、 賢妻といっても後世の脚色がかなり強いんだなと感じる。 それとも、この次期には秀吉との関係が冷え込んでしまっ…

アーサー帝戦記(1) 曙光のエクスカリバー

著者: 本田透 出版社: 幻冬舎 日本人作家のアーサー王物語。これを待ってた! 内容はライトノベルテイストかと思いきや、本格的な傾向で好印象。 アーサー王物語を通して読んだことがないから、あまり奇をてらって欲しくないんだよねw 中学時代に読んだ短…